一泊2日2食付の温泉ホテルで5500円+湯税150円の計5650円(1人だと6650円)それにバスの交通費が1000円と、交通費を含めても激安価格で済ますことができるおおるりグループにしっかり嵌ってしまいました。 そのおおるりグループで、一度訪れてみたいと思っていたホテルがあって、その名も鬼怒川にあるホテルニューおおるり。実のところ、鬼怒川って風評被害の場所なわけで、躊躇したんですがね・・・。 おおるりグループって、日光・鬼怒川に展開しているのよ。たんなる風評被害で、鬼怒川のおおるりホテルに宿泊するのを断念するのはもったいない。せめて、ホテルの放射線量を知って、判断しよう。それからでも遅くはない。
で、ニューおおるりのホテルの放射線量を検索しまくっても全く出てこない。それどころか、鬼怒川に展開しているおおるり系のホテルの放射線量のデータが見当たらない。やめようか?・・・でも、泊まりたい。このジレンマに悩みました。 放射線量を知りたくても、データがない。怖いから、宿泊を決めかねている。そういう人って多いですね。そこで意を決してガイガーカウンターを購入して、私のような放射線量が気になる人たちのために、数値を紹介しようかなと思います。蛇が出るか、天使が出るか。そこは禁断のパンドラの箱・・・。それにしてもおおるりグループのホテルが多い場所って、何故か、かなり風評被害エリアと一致しているんだけど。潰れて廃業し、おおるりに買収されたホテルが多々あるんでしょうね・・・。 放射線量を測るために、購入したのは人気のエアカウンターS。ガイガーカウンターって、数万円のイメージだったのですが、4500円程度で手に入るようになったんですね。需要があれば、価格も下落するという話。安かろう悪かろうではなく、これがかなりの優れものらしい。
バスの発着場は、新宿駅西口、池袋駅西口、横浜駅西口、西船橋駅南口、松戸駅西口、さいたま新都心駅西口、新越谷駅西口、春日部駅西口。新宿を選択。新宿住友ビル駐車場から出発!
ホテルに到着。早速、ガイガーカウンターを取り出し数値を計測。というか、バスの中でも数値を時々計っていたんですがね。鬼怒川あたりは、場所によって数値の上下が激しい。ちなみに、新宿で計ったときは0.05マイクロシーベルト。表示の最低下限が0.05マイクロシーベルトだから実際は、それ以下ですね。
で、結果。ニューおおるりの放射線量は、思ったよりもずっと低くて安心だわ^^大体0.06マイクロシーベルト~0.15マイクロシーベルトの間。平均値は0.09ぐらいなので、東京よりも若干高いレベル。というか、首都圏にはそれよりもずっと高い放射線量の都市がありますからね。全然問題にならないレベル。風評被害とはよく言ったものだ。 それよりも、ニューおおるりに隣接する橋から、露天風呂や大浴場が丸見え。そっちのほうが大問題(笑)。
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ちなみにこれは韓国ソウルのアスファルトは、放射性廃棄物を使用している為に、最高毎時3.59マイクロシーベルトを記録という動画です。実は、日本よりも韓国のほうが放射能被害は深刻なんです。風評被害を恐れて、栃木の観光地を倦厭したくせに、何も知らずに韓国を旅行しているおばちゃんとかいたら情弱の極みですぞ。 規模は大きいけど、かなり古ぼけたホテルですな。年季が感じられる。
あれ?室内には布団が敷きっぱなし。今までは夕食中に敷きに来ていたのですが、方針が変わったのでしょうかね。OKOK^^。このほうが気楽でいいや。
で、注目の夕食バイキング。 おおるりグループって、宿泊するホテルの規模によって、料理のグレードが変化する気がするんだけど、グループ内では上位クラスですね。想像していたとおりのバイキングでした。マグロのカルパッチョのようなのと、海老の天ぷらが狙い目。アルコールはもちろん飲み放題です。というか、アルコール飲みすぎて、気持ちが悪くなり途中退場したんだけど・・・。
館内には、漫画ルームとゲームセンターがあります。あるのはいいんだけど、置かれている漫画やゲームにやる気が全く感じられないのはどうだ? ゲームも、漫画も80年代、90年代のものばかり。個人的感想かもしれないけど、食指がまったく動かないです。 PM7:30に行ったらゲームセンターは終了していた。終了早すぎ。 風呂は24時間入り放題なのは、このホテルの利点ですね。女性風呂は隠されているんだろうけど、男風呂の大浴場は、橋の上から見えるので橋の途中で、立ち止まってこっちを凝視している2人組がいたのには驚いた。
見世物小屋の住人みたいで気分悪いわ。 露天風呂が丸見えなのは有名なんですが(どうやら、超絶丸見えだった檜露天風呂は、中止中らしい)、まぁ、ブログとかで事前情報を入手し、露天風呂さえ注意していればなんとか丸見えが避けられると安心していた俺が馬鹿だった・・・。まさか男湯の大浴場まで目を凝らせば遠目で丸見えなのは盲点だったわ(笑)。おおるり恐るべし。 というか、ニューおおるりの設計者って、なんでわざわざホテルの風呂を橋の上から見えるような恥ずかしい設計にしたのか謎なんだけど。女性用の露天風呂って、木で覆われて中身が見えないのですが、男湯があれなんだから、昔は女性風呂も見えていた臭いですな。
気を取り直して朝食。そこそこのレベル。ここ、美味しい系のウインナーを使ってるわ。エッグとウインナーが美味しいですね。牛乳が飲みたかったんですがないのでガックリ。
室内の放射線量。もはや気にするレベルではありませんな。
9時過ぎに湯煙会館に停車して、11:30頃に出発するんだけど、それまでの暇つぶしなのか、劇団の時代劇が上演されていました。
そのあと、おおるり系列の食事所とかドライブインに立ち寄ったんだけど。結局、新宿駅到着が3:30近く。系列の店で昼飯食って欲しかったり土産かって欲しいんだろうけど、6時間近くも狭いバスの交通に使われるのは、ちょっと痛い。途中、0.3マイクロシーベルトに近い場所もあったし、ちょちょいと行って欲しいんだけど、まぁ格安なので諦めます。 いつもどおり、宿泊層は、高齢者中心でしたね。 トータルとして、放射線量は想像していたよりも少なかったし、思った以上に旅行を堪能しました。ニューおおるりの周囲に系列のホテルがいくつかあるので、今度はそのホテルに宿泊しようと思います。鬼怒川のホテルは、風評被害で安いし、客が少ないし。予約が取りやすい。今回の旅行で鬼怒川が私の中で、穴場に変貌しました。
●鉄筋11階建て エレベータ5基 ●客室152室 宿泊収容人数650名 ●「瑠璃の湯」大浴場(男女)、大露天風呂(男女)、 〒321-2526 栃木県日光市鬼怒川温泉滝37
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